ソフトウェアの知的財産権連続講座
〜基礎からクラウドまで〜 <全20回>
2016.11.21

 クラウドコンピューティング、ビッグデータ、IoT、さらには目覚ましい進化を遂げる人工知能(AI)... とどまることのない技術革新をうけ、次々と生み出される新しいキーワード。変化し続けるビジネスモデル。

 根幹を支えるのは、ソフトウェアです。

 その開発、取引、利用のすべての局面において、法的な視点を得ること、とりわけ、知的財産権を理解することは、ますます重要になっています

 本講座では、産業界、学界、法曹界においてソフトウェア関連法務に長く携わり、知識・経験の豊かな講師陣による、多彩な講義をご提供しております。

 初級からのステップアップ周辺知識の習得、あるいは日々の業務で何となくわかっているけれど理解を確認しておきたい・・等、

 レベル、テーマ、ご都合に応じて、各講義を大いにご活用ください


 ●すぐに見る→ カリキュラム・講義概要(カリキュラムPDF)  受講料PDF)  開催概要/お申込PDF


 

 本講座の特色

 ・ 著作権、特許権、契約など、テーマ別に受講することができます

  興味のあるテーマだけをアラカルトで選び、組み合わせて受講することができます

  レベル・内容・都合に応じ、1コマごとに受講することができます

  知財全体をレベル別に受講することができます

  質疑応答やアンケート、課題の事前配布・回収等による密度の濃い講義です

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 カリキュラム(PDF) 時間 13:30 - 16:30(休憩・質疑応答含む)
 講義概要(予定)を掲載します。順次公開!

 
2016(H28)年
内    容 
*カッコ内講師名(敬称略)
レベル テーマ
第1回 7月7日(木) 知財概論(弁護士:小栗久典) ・講義概要
 知的財産権概論。ケーススタディを交えながら知財各法の目的、特色、改正動向等をコンパクトに解説。 
中級

第2回 7月14日(木) 著作権法概論(慶應義塾大学教授:奥邨弘司) ・講義概要
 日本著作権法を概観し全体像を把握する。具体例ではソフトウェア、コンテンツを中心に解説。
中級
第3回 7月20日(水) 日米の侵害事例(弁護士:椙山敬士) ・講義概要
 著作権講義上級。著作権法の本質的理解を踏まえ日米の侵害事例の動向をまとめる。
上級
第4回 9月14日(水) 契約概論(弁護士:小倉秀夫) ・講義概要
 契約とは何か、まずその基本的な理解を目指す。その上でソフト取引特有のポイントを解説。
中級

第5回 9月21日(水) ソフトウェア契約((株)日本総合研究所 執行役員法務部長:大谷和子) ・講義概要(予定)
 ソフトウェアの開発・流通・利用、各フェーズにおける契約書類型を概観。民法改正のポイントも紹介。
中級
第6回 9月29日(木) ソフト契約を巡る法的トラブル(弁護士:吉田正夫) ・講義概要
 ソフトウェア契約上級。ソフトの開発から運用・保守まで契約上の留意点をQA式で細かく解説。演習問題も。
上級
第7回 10月13日(木) ソフト特許概論(弁理士:三品岩男) ・講義概要
 ソフト発明とはどのようなものか、またソフトの特許による保護について審査基準を辿りつつ解説。
中級

第8回 10月19日(水) 特許出願実務(弁理士:土井健二) ・講義概要
 特許出願実務において法務担当者が果たすべき役割を演習形式で疑似体験する。権利取得のノウハウも。
中級
第9回
10月27日(木)
特許侵害論(弁護士:水谷直樹) ・講義概要
 特許上級。侵害訴訟における攻撃と防御、特許庁と裁判所の役割、ソフト特許特有の問題点等、最新動向を踏まえ深く掘り下げる。
上級
第10回 11月2日(水) 知財訴訟の裁判実務(弁護士:飯村敏明) ・講義概要
 特許・著作権訴訟を巡る裁判実務について解説。訴訟手続の概論から請求の立て方、侵害成否判断のポイント等をまとめる。

第11回 11月10日(木) 不正競争防止法(弁護士:小川憲久) ・講義概要(予定)
 営業秘密漏えいへの対抗、また、周知・著名商品表示や商品形態を冒用・模倣からいかに守るか等、不競法の守備範囲は広い。改正動向も踏まえ、その全体像を事例豊富に紹介する。
第12回 11月16日(水) 独占禁止法と知的財産権(弁護士:佐藤郁美) ・講義概要
 権利を独占させる知財権と独占を禁じる独禁法。競争法の基本的な考え方を概観するとともに知財関連事案を指針、ガイドライン、勧告等をもとに解説し、常に緊張関係にある両法の理解を深める。
第13回 11月24日(木) システム関連紛争の予防と解決(弁護士:大澤恒夫) ・講義概要
 いかにして法的トラブルを避けるか、起きてしまったトラブルをいかに迅速に解決するか、考え方とポイントを整理。
第14回 12月8日(木) 知財最新動向と企業実務(SOFTIC専務理事) ・講義概要
 IoTやビッグデータにおけるデータの利活用における課題(データベースやデータそのものの保護、発展著しいAIに関する知財問題)等知財に関わる最新のトピックについて解説するとともに、企業実務への影響を考える。
第15回 12月14日(水) OSSをめぐる動向(弁護士:上沼紫野) ・講義概要
 企業の基幹システムからクラウド基盤の構築・運用まで、今やなくてはならない OSS。その代表的なライセンスであるGPLについて、背景や変遷を解説。その上で、GPLライセンスの内容を詳細に紹介し、本質的な理解を目指す。
第16回 2017(H29)年
1月12日(木)
デジタルコンテンツの権利処理(弁護士:村尾治亮) ・講義概要
 ソフトウェアからネット上の情報に至るまで、あふれかえるデジタルコンテンツ。その利用及び流通を巡る契約実務を紹介、ビジネスにおける適切な権利処理のための留意点をまとめる。
第17回 1月18日(水)
クラウドコンピューティング(弁護士:岩原将文) ・講義概要
 技術インフラとして定着し法律にも変化を迫るクラウドコンピューティング。従来型サービスとの異同、そこから生じる問題等を、主に著作権法、特許法の観点から解説するとともに、クラウドにおいてより顕在化する問題点を取り上げる。

第18回 1月27日(金) 改正個人情報保護法の解説と越境データ問題(新潟大学教授:鈴木正朝) ・講義概要
 クラウドビジネス等における個人情報保護法上の論点の解説を中心に、現行法制度上の課題を検討。ビジネスの法的基盤の現状と限界、また法改正など、最新の動向にも触れる。
第19回 2月2日(木) ネットワークと著作権(弁護士:井口加奈子) ・講義概要
 デジタル化・ネットワーク化により著作物利用の主体・態様は爆発的に多様化している。その変化を追うとともに、複雑化する侵害・紛争事例と顕れる問題点について米国の動向も含め解説。
第20回 2月9日(木) クラウド上の特許問題(弁理士:相田義明) ・講義概要
 
・参考:相田義明「人口知能」(特技懇誌No.120、1985年1月20日)

クラウドの普及・定着とともにこれまで以上に問題になりうる特許法上の有効性や侵害の事例について具体的に解説。

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 受講料(PDF)

 
●外税
●複数回の割引料金適用はまとめてのお申込に限ります

一 般

お申込例
1
@8,000
@12,000
------
3回〜5回分のお申込につき、1回あたり
@7,000
@10,000
・著作権コース(計3回:第1回〜第3回)
・上級コース(計3回:第3回、第6回、第9回)  ...など
6回〜9回分のお申込につき、1回あたり
@6,000
@8,000
・クラウドコース(計6回:第17回〜第22回)
・中級&上級コース(計9回:第1回〜第9回)  ...など
10回〜19回分のお申込につき、1回あたり
@5,000
@7,000
・契約&諸問題コース(計10回:第4回〜第6回、第10回〜第16回)
・諸問題&クラウドコース(計13回:第10回〜第22回)  ...など
講座
20 80,000
20 120,000
------

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 開催概要・お申込 (PDF)

 

時 間

午後1時30分〜4時30分(休憩・質疑応答含む)

*講師等の都合により日時は変更する場合があります
*原則としてスクール形式


場 所 一般財団法人 ソフトウェア情報センター(SOFTIC) 会議室 [地図]
東京都港区虎ノ門5-1-4 東都ビル4F
 アクセス:東京メトロ日比谷線神谷町駅(A4出口) 徒歩1分

定 員 各回30名(先着順、定員になり次第締め切り)
お申込・お問合

申し込み用紙 ワード版 PDF版

必要事項後を記入の上、以下いずれかまでご送付ください。折り返し請求書をお送りいたします。

メールアドレス lecsoftic.or.jp(を半角にしてお送り下さい)
ファクシミリ 03-3437-3398

****** ご不明な点はご遠慮なくお問い合わせ下さい *****

 一般財団法人ソフトウェア情報センター(SOFTIC) 講座係
 東京都港区虎ノ門5-1-4 東都ビル4F
 TEL 03-3437-3071 FAX 03-3437-3398

 

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