ALAI/SOFTIC 共同セミナー

ALAI2001年度ニューヨーク大会

Adjuncts and Alternatives to Copyright

報告会

2001年9月10日(月) 14:00〜17:00

主催:

  • ALAI(国際著作権法学会)日本支部
  • 財団法人ソフトウェア情報センター(SOFTIC)
本セミナーは終了いたしました。

 


ご挨拶

 21世紀を迎え、我が国においてもインターネットの利用者が3千万人以上に達したと報告されるなど、デジタルネットワークの利用は急速に拡大しています。ネットワーク上の各種アプリケーションも充実の度合いを増しており、デジタル形式の音楽、映画、書籍などの配信が既に現実のものとなっています。デジタル形式の著作物はその複製の容易性及び完全性から、デジタルネットワークでの流通には様々な問題が指摘されてきました。それが今日現実のビジネスとして動き出した背景には、著作権保護の実効性を担保するための様々な技術の存在を見逃すことはできません。

 デジタルコンテンツの保護に重要な役割を果たす著作権法も、勿論それらの技術とは無縁のものではありません。1996年12月の「技術的手段」及び「権利管理情報」に関する義務を盛り込んだWIPO新条約の採択、及びそれを批准するための我が国の著作権法改正は、記憶に新しい出来事でしょう。

 最近、技術の著しい発展により、電子的環境の下での著作物の閲覧や視聴の回数、期間、装置などに対して制限を設けることが可能になってきています。これらの技術的手段による制限は、著作権法の保護を受ける著作物等に限らず、パブリックドメインとなったものに対しても用いることができるとされています。
 著作権法は著作者等の保護と著作物の公による利用という2つの側面の微妙なバランスを考慮して組み立てられてきました。ところが、新しい技術はこうしたバランスの考慮を求められることもなく、まさに著作権法の"adjuncts and alternatives"として振る舞おうとしているのです。

 去る6月にニューヨークで開かれたALAI(国際著作権法学会)2001年度大会「Adjuncts and Alternatives to Copyright」では、そのような問題について「アクセス権」という新たなキーワードも用いながら活発な議論が展開されました。ここでの議論は今後の著作権保護の在り方について重要な示唆を与えるものとなると思われます。この報告会を通して、著作権法制、さらには将来の情報保護法制について、ともに考察していきたいと考えます。皆様のご参加をお待ち申し上げております。


ALAI(国際著作権法学会)日本支部
財団法人 ソフトウェア情報センター


セミナーご案内

開催日時:
2001年9月10日(金) 14:00〜17:00
会場:
財団法人ソフトウェア情報センター 会議室
東京都港区虎ノ門5-1-4 東都ビル
TEL: 03-3437-3071
FAX: 03-3437-3398
案内図: http://www.softic.or.jp/map.html
講師:
小川憲久氏(SOFTIC特別研究員/弁護士)
小泉直樹氏(上智大学法学部教授)
定員:
50名
参加費:
無料
主催:
・ALAI(国際著作権法学会)日本支部

・財団法人 ソフトウェア情報センター(事務局担当)

東京都港区虎ノ門5-1-4 東都ビル
TEL:03-3437-3071
FAX:03-3437-3398
オンライン問い合わせフォーム

プログラム

13:30

受付開始

14:00

ご挨拶、講師紹介

則近憲佑(ソフトウェア情報センター専務理事)

14:05

ALAI日本支部 会長挨拶

斉藤 博(ALAI日本支部会長/専修大学教授)

14:20

ALAI2001年度ニューヨーク大会報告

1. 著作物の技術的保護手段/著作権管理システム

小川憲久(SOFTIC特別研究員/弁護士)

15:20

休憩

15:30

2. アクセスコントロールと著作権

小泉直樹(上智大学法学部教授)

16:30 質疑応答
17:00 終了

※内容、時間については変更される場合があります。予めご了承下さい。


関連情報


seminar@softic.or.jp
2001-09-10 19:06 更新