先日、当センターの「ソフトウェア等の法的保護に関する調査研究委員会」で、生成AIがどの程度のことまでできるようになっているか、今後どうなっていきそうか、ということなどを、有識者に聞かせて頂いた。衝撃的だった。一瞬、映画「ターミネーター」が頭をよぎったが、AIはツールに過ぎない、ツールが悪用されればそれはAIを使う人間の問題、これらは今までと変わらない、ということも得心できた。AIに限ったことではなく、「悪」の定義は難しいことながら、科学技術を悪用する輩がいれば、確かに恐ろしいことが起こり得る。
今朝の日経新聞で、OpenAIの「万能AI」(汎用AI)プロジェクトの存在が報じられ、またぞろ「ターミネーター」が頭をよぎった。AI自体が世界に悪さをすることがないとしても、フェイク画像の事などに鑑みて悪い輩は必ず出てくる。