世界はどうなる（３）

　紛争・戦争のように人命にすぐに関わることではないけれど、自由貿易に育まれてきた日本の行く末を案じさせることも起きている。トランプ政権のTPP離脱には驚いたが、バイデン政権はトランプ政権で死滅？しそうになったマルチラテラル、プルリラテラルの場に戻ってきた。ただ、IPEFでのスタンスには少しがっかりした。OECDのデジタル課税条約に対してどういうスタンスを採るか。大統領選挙（というショー）が近いから予断は許さない。まさかと思いたいが、次期大統領選挙でトランプ氏が返り咲くと、内向きに拍車がかかり、またユニラテラリズムに回帰するのか（まぁ米国にはずっと振り回されてきたが）。

そもそも政治が内向き以外であることがあるのかと問われれば、答えに窮する。どこやらの国でも選挙目当てと見え透いた政策は目に余る。複雑・・・浅学の徒の証左。ん～～、よその国の大統領の心配より、当面は裏金問題にシロクロを付けて制度の見直しをしてもらいたい。この国の政治の姿は国民の姿なのかもしれないが酷い話だ。