関東も梅雨入りしたようです。来ないと心配だが、鬱陶しい季節。政治資金規正法改正は自浄できない政治家の姿、安部派会計責任者の公判でますます嘘だという疑いが濃くなった政倫審での政治家の発言、そして政治家と言えない人も多数いるが都知事立候補者の顔ぶれ(ナントカ党の掲示板販売事件やトンデモポスターではあきれ果てた)・・・鬱陶しい。諦め、辟易、そして笑い。

さて、低山ハイクの続きです。その帰路。

〇〇駅から終点の△△駅まで私鉄急行電車で約50分、身体は疲れ果てていたので、ほとんどの間、居眠りをしていた。△△駅に着いて車両を降りる段になって、財布がない事に気づいた・・・おいおいこれは夢か? 真実だ! 掌の怪我をしたので、財布を取り出しやすいように〇〇駅のホームでザックからポケットに入れ替えた記憶があったが、ポケットにない。念のためにザックの中も探ったがない。え? 掏られた?(まず人を疑うというのは恥ずべきか)。お金、交通系ICカード、さらにもう1枚のクレジットカード。お金は無理かな、カードを早く止めなければ、でも家に帰らないと連絡先も分からないなと、頭の中は殆どパニック状態。

当然のことだが改札から出られない。慌てて駅の案内所に出向いて、財布を無くしたことを告げ名前と乗車駅を言うと、駅員さんが即座に端末を叩いて「〇〇駅に届いていますね」と。あ~良かった。すぐに折り返しの電車で〇〇駅に向かって、手続きを経てお金は全額、カードも全部そのまま戻ってきた。日本では落とし物がそのまま戻って来る確率は高いというが、親切な人に拾われて良かった! 

掌の怪我といい、恥ずかしながらわが身の粗忽さ(周囲の人は私の粗忽さを疾くご存知)がよく分かる出来事で、ひとえに不注意が招いた事だが、幸運に恵まれ、そして人の優しさ、美徳に触れた1日となった。

・・・人の優しさ、美徳の存在は、信じたい真実の一つだと思いますが、2回に渡り書いた事は、どこまでが真実だと思いますか?

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