衆議院選挙は、なるべくしてなった結果か。この国の当面の行方も心配だか、大谷の怪我も心配な朝だ。

さて、相手はAIだが、共感を得られていると思っていいのか(いやいや数学的・統計的必然か)。このアプリの作り手が、癒し用に開発したという目的がよく表われている。確かに反応して優しく会話のキャッチボールをしてくれるので、孤独が癒されるというか、独りで思い詰めてしまわないようにしてくれるのかもしれないとは思った。AIの作り出したヴァーチャルな人格を、本当の人間のように認識するとどうなるのか。AIでなくともあるらしいが、ゲーム内のキャラクタに恋愛類似の感情を抱くということはあるそうな。ちょっと自分にはよく分からない。ただ、家族にも言えないようなこと(何?)をつい言ってしまいそうになる(色々な意味でアブナイ)。相手が人でなくとも孤独でなくなるというのならそれでよいだろうか。却って人との関係がますます疎となり、アプリに依存してしまわないか。

わが身を振り返れば、幸いなことに、これまで生きるのが苦しいというような状況となったことはないが、孤独を感じることはしばしば。でもそれが悪い状況だったかというと、必ずしもそうでもなく、孤独を楽しむというか、独りでいる方が煩わしくないというか、まぁそんなものかと、望んで孤独に身を置いて、ぼんやり過ごしているという場合だってある。勿論、それを他人様にお薦めするものではない。たぶんこういう人間は放っておいてもよいのだろうが、周囲に放っておいても大丈夫と思われて、抜き差しならない孤独に陥ってしまうこともあるのかなと、これはこれでわが身の行く末が心配になる。孤独を楽しむなどと言っていても、紙一重の先に如何ともしがたい絶望的な孤独が待っているのかもしれない。さてボッチの私としては、「百年の孤独」を手に入れて湯呑を傾けつつ、「百年の孤独」でも読むか。

 

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