「タリフマン」某国大統領のやることはよく分からない。他国から輸入する物への関税は(某国国民がその物の購入を続けるならば?)それを負担するのは紛れもなく某国国民だし、部品などを調達しているメーカも部品調達コストが上がってしまい最終製品に転嫁されて、結局のところ、某国国民が関税を負担することになって、インフレも進んで批判していた前政権よりも酷いことになるのではないか。国内産業回帰と言うが、余所の国でしか作れない物は輸入するしかなく、同等の物を国内で俄かに作ることができるものでもなかろう・・・。経済に限らないが素人の私には、そこらへんが分からない。某国大統領の誤謬・矛盾していると思しき論理と太鼓持ち副大統領以下の取り巻きyes manがしでかすことについて、「仕上げを御覧じろ」ということか。まぁ見てやろうじゃないかと思うものの、もはや某国(亡国?)大統領に関係する報道は見たくも聞きたくもない気分だし、中身以前に声すら嫌悪感がある(笑)。
他にも分からないことは山のようにある。最近よく目にする、量子コンピュータについての報道だ。そうした報道に接しても中身がさっぱり分からないので、読んでみたとは言えず(そういうの多いですが)眺めたというのが正しい。量子コンピュータの原理が全く理解できていないのだ。そもそも量子力学が理解できないのは勿論のことだが、量子力学の帰結を、そのようなものだとした上でよいから、量子コンピュータの原理を知りたい。ネットでいろいろ漁ると初心者向けの解説記事が見つかる。例えば「初心者でもわかる量子コンピュータの計算の仕組み【第1話】数式なしで量子コンピュータの現状を理解しよう」。しかし・・・。
「n量子ビットは2n通りの情報を同時に持てます。また、量子ビットを測定した結果は確率的に決定され、量子ビットの状態も変わってしまいます。同じ操作をしても |0〉 が返ってきたり、 |1〉 が返ってきます。」・・・どうしてこれで計算ができるのか。整数で1+1が、0になったり2になったりするということ??? 量子力学の「シュレーディンガーの猫」の思考実験のことは何となく知っていて、確かに猫が生きているかそうでないかは二つの状態が重なっていて、観測するまでは分からない・・(これの理解とてかなりいい加減です)。
「ただし、2n通りの情報を同時に持てても、測定で取り出せる情報は1通りです。」・・・なるほど。結局、猫は生きているかそうでないかは、箱の蓋を開けてみればどちらかに決まる、か。それなら正しく2になるものをどうやって取り出すのだろうか。正解を取り出せるものなんだと、納得するしかないのか。あるいは1+1のように正解が固定的なものに使うのは意味がないということなのか。
この解説を批判するというのでは勿論ない。頭の固い素人にどなたか分かりやすく教えて頂けないものだろうかと思う。