調査研究報告書

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ソフトウェア関連判例の最新動向―平成16年度版―(SOFTIC 16-3)

概要

 技術的保護措置の回避を巡る欧米の事例3件、P2Pファイル共有ソフトの提供者の法的責任を問う米国事例1件、、国内における画面表示の類似性を巡る判決1件を取り上げる。「3. プリンタ・カートリッジ事件」は原審では原告プログラムの著作物性・被告による技術的保護手段の回避による侵害責任のいずれも認定されたが、控裁はこれを取消・差し戻されている。本報告書ではその原審を扱う。またP2Pファイル共有ソフト提供者の寄与侵害・代位侵害責任を否定する地裁判断を支持した「5. グロックスター控訴審判決」は2005年中にも最高裁が判断を示すのではないかと注目されている事件である。

 いずれも委員会での報告を元にした解説と、合わせて判決文を収録。

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