SOFTIC契約セミナー
新しいシステム開発手法の契約問題と紛争解決
(1)アジャイル型等非ウォーターフォール型開発の契約問題・紛争解決
(2)パッケージ利用とフィット&ギャップ
SOFTIC_logo
ご挨拶   開催概要   講師紹介   お申し込み   お問い合せ   フライヤー
2017.3.28

 

ご挨拶


 従来型のウォーターフォール方式の開発手法を採用したシステム開発手法については、関連する実務や裁判例が蓄積し、その契約問題と紛争解決について一定程度共通認識が深まっています。

  一方で、近時増加傾向にあるアジャイル方式、スパイラル方式、プロトタイプ方式等のウォーターフォール方式以外の新しい開発手法については、多くの企業が問題意識を持っているにもかかわらず、従来からの議論や実務の蓄積が比較的少ない、開発規模が相対的にそう大きくないこともあり裁判になる前に紛争が解決することも多いため裁判例が少ない等の理由で、その契約問題や紛争解決について研究が比較的進んでいませんでした。加えて、IBMスルガ銀行事件判決でもポイントとなった、パッケージを利用したシステム開発における契約上の問題点等についても、なお汲むべき教訓があるものと考えられます。

  そこで、本セミナーでは、アジャイル方式、スパイラル方式、プロトタイプ方式等の新しいシステム開発手法も含む契約問題と紛争解決、さらには、必ずしも新しい開発手法ではなくとも、なお紛争の要因となり得るパッケージ利用における問題点等について、解説いたします。

  講師には、中谷浩一弁護士、松尾剛行弁護士をお迎えします。

  中谷弁護士は、日本IBMの法務部門においてシステム開発に関する契約や紛争事案を取り扱い、その後桃尾・松尾・難波法律事務所にてこれらの問題を取り扱ってきました。松尾弁護士は情報セキュリティスペシャリスト、プロジェクトマネージャーとして、同事務所においてシステム開発に関する契約や紛争を含む情報法関係の事件を取り扱い、情報法に関する著作を出版されています

  直近の研究をもとに、実務で問題となりやすいこれらの契約問題と紛争解決について、最新の裁判例に触れつつ、実務的な勘所を、具体例に基づき、分かりやすくお話しいただきます。

 皆様の奮ってのご参加をお待ちしております。

  桃尾・松尾・難波法律事務所『裁判例から考えるシステム開発紛争の法律実務』(商事法務、2017年)

 

開 催 概 要

○開 催 日
平成29年5月10日(水) 13時30分−16時30分 ●開場 13時10分
○場  所

日本消防会館 5階「大会議室」(東京都港区虎ノ門2−9−16)
電話03-3503-1486
http://www.nissho-jyouhou.jp/nissho-hall/accesmap.html

○講  師

中谷浩一弁護士
松尾剛行弁護士

   
○内  容

第1 アジャイル型等非ウォーターフォール型開発の契約問題・紛争解決
1 はじめに
2 ウォーターフォール型とアジャイル型等の相違点
3 相違点がもたらす法律問題への影響(概観)
4 アジャイル型等非ウォーターフォール型開発の契約問題
5 アジャイル型等非ウォーターフォール型開発の紛争解決
6 まとめ

第2 パッケージ利用の契約問題、紛争解決
1 はじめに
2 パッケージ利用で紛争となる事例
3 海外パッケージ採用の留意点
4 購買契約と顧客契約の整合性
5 パッケージの選定とフィット&ギャップ分析
6 パッケージ利用とベンダーのプロジェクトマネジメント義務
7 まとめ

第3 質疑応答

※講演内容、時間等、急遽変更される場合があります。

○参加料金
SOFTIC賛助会員  4,320円(消費税込み)
一         般  7,560円(消費税込み)
○定  員 100名(定員になり次第締め切り) → ●お申し込み
○主  催 一般財団法人ソフトウェア情報センター

このページトップへ

 

講 師 紹 介

弁護士 中谷 浩一氏(桃尾・松尾・難波法律事務所)
略 歴 1992年慶応義塾大学法学部政治学科卒業、97年弁護士登録、日本IBM法務勤務、04年現事務所入所、07年ワシントン大学IPLL.M卒業。
日本IBM法務のインハウスロイヤーとしてシステム開発のトラブル案件を多く手掛け、現事務所に入所後も、数多くのシステム開発紛争に携わる。

【主な著書】
『裁判例から考えるシステム開発紛争の法律実務』(共著、商事法務、2017)
『企業の情報管理の実務』(共著、新日本法規、2005)
『Luxury Law』(共著、Global Legal Post、2016)
『The Art Collecting Legal Handbook』(共著、Thomson Reuters、2013)
『Patent Claim Interpretation』(共著、Westlaw、2013)
弁護士 松尾 剛行氏(桃尾・松尾・難波法律事務所)
略 歴 2006年東京大学法学部卒業、07年弁護士登録、現事務所入所、13年ハーバードロースクール卒業(LL.M.)、ニューヨーク州弁護士、ITストラテジスト、情報セキュリティスペシャリスト、プロジェクトマネージャー。
2007年現事務所に入所以来、数多くのシステム開発紛争に携わる。

【主な著書・訳書】
『裁判例から考えるシステム開発紛争の法律実務』(共著、商事法務、2017)
『プライバシーなんて、いらない?(Nothing to Hide)』(ダニエル・J・ソローヴ著、共訳)(勁草書房、2017)
『士業者のための個人情報保護法の法律相談』(学陽書房、2017)
『最新判例にみるインターネット上のプライバシー・個人情報保護の理論と実務』(勁草書房、2017)
『金融機関における個人情報保護の実務』(共編著)(経済法令、2016)
『クラウド情報管理の法律実務』(弘文堂、2016)

このページトップへ

 



● お申し込み

下記申込用紙にご記入の上、電子メール(2017-1softic.or.jp:*スパム防止のため@が全角になっています。半角に直して送信ください)またはファクシミリ(03-3437-3398)にてお申込ください。

申込用紙 PDF版    ワード版

・お申込み後、請求書の発送を以って受領・受付の確認とさせていただきます。
受講票は発行いたしません。当日は受付名簿にて、お申し込みの確認を行います。
・請求書お受け取り後、参加料を前日までにお振込み下さい。開催日以降になる場合はその旨ご連絡ください。
・振り込まれた参加料金は返金できかねますのでご了承下さい。なお、申込まれた方のご都合が悪い場合は、代理の方にご出席いただけます

<お振込先> みずほ銀行 新橋支店(130)普通口座 796799
<口座名義> 一般財団法人 ソフトウェア情報センター

 


● お問い合せ

一般財団法人ソフトウェア情報センター セミナー係
〒105-0001 東京都港区虎ノ門5-1-4東都ビル Tel 03-3437-3071  Fax 03-3437-3398
Web Site http://www.softic.or.jp/  メールアドレス 2017-1softic.or.jp 
*スパム防止のため@が全角になっています。半角に直して送信ください。

 

 

このページトップへ