SOFTICセミナー
どうする?どうなる?
データの法的保護

　IoT/ビッグデータ・AI時代を迎え、近時、データの利活用と保護のあり方について活発な議論が行われています。

　具体的には、利活用促進のための契約ガイドライン策定（経済産業省）や、独禁法の観点からの契約等の規律（公正取引委員会の研究会）が議論され、また、不競法改正によるデータ保護に係る検討（経済産業省）も進められています。

　本セミナーでは、こうした動向に関心を有する企業等を対象に、政府担当部局より、ガイドライン・研究報告等の昨今の検討内容を紹介いただき、有識者より、現状で営業秘密としてデータをどのように保護したらよいのかを確認するとともに、改正が予定される不正競争防止法の下で、今後どのように対応をすべきなのか等について、考察いたします。

　皆様の奮ってのご参加をお待ちしております。

アイビーホール「ミルトス」（東京都渋谷区渋谷4丁目4番25号）
電話03（3409）8181　https://www.ivyhall.jp/access/

上野達弘氏（早稲田大学大学院法学研究科　教授）
奥邨弘司氏（慶應義塾大学大学院法務研究科　教授）
椙山敬士氏（虎ノ門南法律事務所　弁護士）
宮下佳之氏（西村あさひ法律事務所 弁護士）
村尾治亮氏（東啓総合法律事務所　弁護士）
＊経済産業省よりご登壇予定
＊公正取引委員会よりご登壇予定

１． データの取引に関する契約と競争の規律
（１）「データに関する取引の推進を目的とした契約ガイドライン」 （2015.10）、
　　「データの利用権限に関するガイドライン」（2017.5）について
　　＜経済産業省商務情報政策局＞
（２）「データと競争政策に関する検討会報告書」（2017.6）について
　　＜公正取引委員会経済取引局＞

２． 不競法改正によるデータの新たな保護
　産業構造審議会不正競争防止小委員会での検討について
　　＜経済産業省経済産業政策局（仮）＞

３． データの営業秘密による保護
（１）裁判例にみる営業秘密保護の現状
（２）営業秘密保護における実務

４． 全体の考察　（ミニ・シンポジウム）

※講演内容、時間等、急遽変更される場合があります。