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近年Linuxをはじめとしたオープンソースソフトウェア(以下OSS)の利用が急速に進みつつあります。コスト面で有利であることに加え、特定企業の商用製品に依拠せず、既にあるソースコードを自由に修正して利用することができることから、安全性・信頼性の向上といった面でも優位であるといわれ、その利用は着実に増えています。
その中で代表的OSSであるLinuxは、GNU General Public License(GPL)でライセンスされており、現在一般的に利用されているGPLは第2版(GPLv2)で1991年に作成されたものですが、その後のインターネットの普及による国際的対応、OSSに対するソフトウェア特許への対応及びDRM(Digital Rights Management)対応等を目的として、現在、GPLv2の改版作業が行われており、本年夏前までには第3版(GPLv3)として公表される旨報道されています。
GPLは、各種コンピュータ製品、家電製品や携帯電話等、国内外の多くの製品に採用されており、そのようなGPLのライセンス内容がどのように改訂されるかは、今後のわが国情報産業関連のビジネスにおいても非常に注目されるところであります。
本セミナーでは、GPLについての卓越した知見をお持ちである岡村久道弁護士を講師にお迎えし、開催時点に於けるGPLv3ドラフトの内容をご紹介いただくものです。
コンピュータのハードウェア、ソフトウェアあるいは組込製品等のビジネスに携わる方々をはじめとする関連の方々のお越しをお待ちしております。
日時: | 平成19年5月16日(水)13:30〜16:30 | ||||
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場所: | 虎ノ門パストラル 新館6階「ロゼ」 東京都港区虎ノ門4-1-1 電話03-3432-7261(代) http://www.pastoral.or.jp/ |
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講師: | 弁護士 国立情報学研究所客員教授 岡村久道氏 | ||||
定員: | 100名 ※定員になり次第締め切らせていただきます。 |
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料金: |
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主催: |
財団法人 ソフトウェア情報センター(SOFTIC) |
13:30 | 開会、挨拶 |
13:35 |
GPL ver.3 ドラフト (1) GPLとは |
(15:00〜15:15頃 休憩) | |
・GPL Ver.3の具体的内容 |
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16:15 | 質疑応答 |
16:30 | 閉会 |
更新日時: 2007-05-16 17:31