平成16年の破産法改正により、ライセンス契約におけるライセンサーが破産した場合にライセンス対象の知的財産権が対抗要件を備える場合に破産管財人の解除権を制限できることとなりました。これを受け、知的財産権制度における必要な対応の検討がなされ、特許については特定通常実施権登録制度の創設等の手当てがなされ、更により使い易い制度とするための検討が行われております。

　他方、著作権については現行法上利用権についての対抗要件制度がないため改正破産法のメリットを享受できないこととなり、ソフトウェア取引におけるライセンス保護は、安定した状況にあるとは言い難いところです。

　本セミナーでは、小川憲久弁護士をお迎えし、今後益々増えると考えられるベンチャー企業等からのライセンスに備え、知的財産権のライセンス保護の動向を解説していただくとともに、ソフトウェアライセンス契約のライセンサーの破産等において、当該ソフトウェアの使用継続のための実務的対処として考えられるソフトウェア・エスクロウの利用とその限界について解説していただきます。

アイビーホール ３階「ナルド」

東京都渋谷区渋谷4丁目4番25号　電話 03（3409）8181（代表）
アクセス　http://www.ivyhall.jp/access.html

SOFTIC賛助会員：３，１５０円（税込）、　一般：６，３００円（税込）

＜お申込＞
〒105-0001　東京都港区虎ノ門5-１-4　東都ビル４Ｆ
財団法人ソフトウェア情報センター　「ライセンス保護セミナー」係
FAX 03-3437-3398 、TEL　03-3437-3071
Email 2010s2＠softic.or.jp（＠を半角にしてお送り下さい）

＜振込先＞
みずほ銀行　新橋支店（130）普通口座 ７９６７９９

※第二東京弁護士会所属の方へ：
　当センターは、第二東京弁護士会継続研修の外部団体として認定を受けています。本セミナーの受講につき２単位が認められます。

※日本弁理士会所属の方へ：
　本セミナーは日本弁理士会の継続研修として認定を申請中です。本セミナーの受講につき２単位が認められる予定です。