著作権・フェアユースの最新動向−法改正への提言
開 催:2010年7月23日(金) 主催:(財)ソフトウェア情報センター 協賛:第一法規株式会社
著作物の利用を巡っては、利用の目的、態様などにより、様々な利害の対立があり得ます。そのため、著作権法は権利制限規定を設けてその調整を行っていますが、わが国著作権法第30条以下の規定のように、特定の具体的類型に対する調整で十分であるかについては従来から議論されてきました。 加えてデジタル化・ネットワーク化の進展によって新たなビジネスやサービスが生み出され、現行法制度の枠組みに収まらない様々な法的問題が提起されており、現行制度見直しの必要性が検討されているところです。 このような中、ソフトウェア情報センターは「フェアユース研究会」を設け、わが国著作権制度見直しの中心的課題とも言える一般的権利制限規定―いわゆるフェアユース―の日本への導入について検討しました。 本セミナーでは、フェアユース研究会での検討内容と法改正の提言及び文化審議会著作権分科会法制問題小委員会での検討状況をご紹介するとともに、わが国へのフェアユース規定導入の意義、実務への影響及び裁判所の役割についてお話いただきます。 * 急告 * 基調講演をお願いしておりました中山信弘先生が、急病によりご講演いただけなくなりました。なお、当日の開始時間に変更はございません。<本セミナーは定員に達しております> 2010.7.22 |
● 開催概要
○開 催 日
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2010年7月23日(金) 13:00−17:00 |
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○場 所
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第一法規株式会社 9階ホール 住所:東京都港区南青山2丁目11番17号 電話:03(3796)5454(東京支社 セミナー事務局) http://www.daiichihoki.co.jp/dh/company/network/100001.html |
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○参加料金
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SOFTIC賛助会員:5,000円(税込)、 一般:7,000円(税込) *参加料金には書籍「著作権・フェアユースの最新動向−法改正への提言」(第一法規刊/税込3,150円)が含まれます。 お支払いは、当日、セミナー会場にて申受けます。 |
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○定 員 | 90名(定員になり次第締め切らせていただきます) <満員御礼> たくさんのお申込ありがとうございました。 |
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○お申込/お問合 | 下記お申込用紙にご記入の上、下記まで電子メールまたはファクシミリにてお申込ください。 お申込用紙 PDF版 ワード版 お申込が届き次第、申込書に記載の電子メールにて受付された旨の連絡を致しますので、それを受講証として当日受付にご提出ください。 *申込まれた方のご都合が悪い場合は、代理の方がご出席いただいて結構です。 <お申込> 〒105-0001 東京都港区虎ノ門5-1-4 東都ビル4F 財団法人ソフトウェア情報センター(SOFTIC)「フェアユースセミナー」係 FAX 03-3437-3398 、TEL 03-3437-3071 お問い合わせ 2010s1-fu@softic.or.jp(@を半角にしてお送り下さい) ※第二東京弁護士会所属の方へ: ※日本弁理士会所属の方へ: |
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プログラム | |
12:30 | 受付開始 |
13:00 |
基調講演 「フェアユース規定導入に期待するもの」 *急病によりご講演いただけなくなりました。(2010.7.22) |
13:30 | 講演 「『フェアユース研究会』における議論の骨子及び法改正提言の紹介」 泉克幸 フェアユース研究会委員長、徳島大学教授 |
14:10 | 講演 「文化審議会著作権分科会法制問題小委員会における検討状況」 小泉直樹 慶應義塾大学教授 |
<14:50−15:00 休憩> |
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15:00 | 講演 「デジタル化時代の著作権制度におけるフェアユース法理の意義と限界」 田村善之 北海道大学大学院教授 |
15:40 | 講演 「フェアユース規定導入と裁判所の役割」 三村量一 弁護士(長島・大野・常松法律事務所、元東京高裁判事) |
16:20 | 講演 「弁護士からみたフェアユース−裁判や契約実務への影響」 椙山敬士 弁護士(虎ノ門南法律事務所) |
17:00 | 終了 |